SNSでレオパを見てから、可愛くて飼いたくなったけど、
虫は苦手だし、爬虫類を飼ったこともないし…
私に飼えるかな?
爬虫類を飼ったことがない人でも大丈夫!
虫が苦手だけど飼ってる人も多いよ。
実際に、私も虫は苦手だけど、レオパを飼っています^^
えっ、そうなの!?
私もレオパを飼ってみたいな。
でも、どうやって飼えばいいのか全く分かんないよ~。
レオパの飼育は、お世話が少なく、意外と簡単だよ。
今から順番に説明していくね。
可愛いレオパを飼ってみたいと思ったけど、「爬虫類を飼ったことがない。」「虫が苦手!」と不安に思って、レオパ飼育に踏み出せずに迷ってる人も多いと思います。
そこで、レオパを飼いたい初心者に向けて、レオパの飼い方について説明していきます。この記事を読むことで、安心してレオパとの生活が始められます。
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は、ヤモリの仲間!
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は、トカゲモドキという名前の通りトカゲではなくヤモリの仲間です。しかし、日本のヤモリのように、壁にピタリと張り付くことはできず、地面を移動します。夜行性で、暗くなってくるとエサを求めて活動します。
本来は、アフガニスタンやパキスタンに生息しています。現在、ペットとして出回っている多くのレオパは、野生のレオパから何世代も交配を重ねて生み出された品種であり、野生で捕獲されたものよりも飼育しやすくなっています。
リンク:【爬虫類初心者】にもレオパはおすすめ!
リンク:レオパは噛みつく?なつかない?
リンク:レオパは臭い?
寿命は約10年
レオパの寿命は、だいたい10年前後と言われています。しかし、お世話次第では15年以上生きることもあります。長生きする生き物なので、飼う前には、長くお世話を続けていく覚悟が必要です。
飼育するときの環境
レオパの飼育では、本来住んでいた自然環境に近づけることがポイントになります。比較的乾燥した地域に住んでいますが、昼間は岩陰や土に潜っており、ある程度の湿度が必要です。
気温の変化においては、昼間は温度が上昇して、夜間は低下します。湿度は、昼間よりも夜の方が高くなると良いです。ケージ内の温度は25°~30°、湿度は50%~70%が良いとされています。また、ゲージ内で温度の高いところと低いところを作ってあげることで、レオパがちょうど良い温度を選べます。
温度や湿度の管理は、重要なことなので、こちらで詳しく解説しています。
リンク:レオパには温度と湿度の管理が必要!
レオパは小さな昆虫を食べる。
レオパは、野生では小さな昆虫を捕まえて、食べています。そのため、完全な昆虫食で、飼育するときは、エサ用として売られているコオロギを与えるのが一般的です。最近では、エサ用昆虫の種類が増えており、ミルワームやデュビアなども販売されています。
虫が苦手という人のために、人工フードもたくさんの種類が販売されています。昔の人工フードは、食いついが悪いということが難点でしたが、日々研究が重ねられており、その難点も改善されつつあります。
人工フードをパクパク食べてくれるレオパがいる一方で、人工フードを食べてくれないレオパもいます。レオパ1匹、1匹の好みによるところが大きいです。人工フードでの飼育を希望される人も多いので、人工フードでの飼育に切り替えてからレオパの販売をしているお店もあります。
人工フードでの飼育を検討している場合は、すでに人工フードを食べるようになっているレオパを購入する方が、人工フードでの飼育がうまくいく可能性は高くなります。
生きた昆虫と人工フードの間の選択肢として、加工済みの昆虫という方法もあります。冷凍コオロギや乾燥コオロギ、缶詰のコオロギが販売されています。すでに死んでいる昆虫ですが、出来るだけ、栄養や鮮度が落ちないように加工されています。
冷凍コオロギは昆虫の形をしている分、人工フードよりもよく食べてくれます。生きている昆虫に比べると、冷凍コオロギへの食いつきは落ちてしまいますが、エサ用のコオロギを飼育する手間がなく楽です。レオパが食べやすいように、手足や触覚を取ってくれているので、虫が嫌いな人にとってもありがたい存在です。(逃げ出したり、動いたりしないですしね^^;)
人工フードと生きた昆虫の間の存在と考えてください。生きた昆虫から、人工フードにエサを切り替える時に使ったりもします。
レオパの品種と価格
レオパには、模様や色彩が多彩であり、数多くの品種が存在しています。品種のことを「モルフ」と呼んだりもします。ここでは、ペットショップでもよく見かける品種と一般的な価格をお伝えします。
黄色のハイイエロー
ハイイエローとは、黄色みが強いという意味です。黄色い体に、黒い斑点模様が入っており、レオパで一番よくみられる品種です。流通量も多く、一番安価でお迎えすることが出来ます。9,000円~10,000円で販売されています。
ハイイエローは、初心者におすすめできる飼いやすい品種です。
オレンジ色のタンジェリン
オレンジ色の強い品種です。タンジェリンの中でも黒い斑点が薄くなっているハイポタンジェリンと呼びます。色合いによって値段が高くなる個体もいますが、一般的には14,000~15,000円で販売されています。
白色のマックスノーとスーパーマックスノー
スノーは雪を意味していて、体が白いことからその名前が付けられたようです。マックスノーは、成長するにつれて、少し黄色みがかった色合いになります。
マックスノー同士を掛け合わせて生み出されたスーパーマックスノーでは、さらに白さが際立ち、白いからだに黒い斑点模様となっています。さらに、スーパーマックスノーでは、黒目になり、うるんだ瞳にみえるため、人気の品種となっています。どちらも19,000円~20,000円で販売されています。
リンク:レオパで一番人気のスーパーマックスノー
トレンパーアルビノ
アルビノは、黒色の色素が抑えられて、黒い斑点模様が茶色になっています。アルビノは、先天的に視力が弱く、エサをとるのが下手であったり、強い光にあててはいけないなどの注意点があります。そのため、初心者にはおすすめしません。
アルビノは、高額になりやすく、値段も幅が広いです。ペットショップで購入する際は、20,000円以上かかることが多いです。
脱皮不全とよくある病気
レオパは、だいたい2週間ごとに脱皮をします。脱皮が近づいてくると、皮膚が白っぽくなってきます。脱皮は30分から1時間ほどで終わります。器用に口でくわえながら、服を脱ぐように脱皮します。脱皮した皮は、レオパが食べてしまうので、知らない間に脱皮していることもあります。
脱皮には、適度な湿度が必要で、乾燥しているとうまく脱皮できずに、脱皮不全になってしまいます。特に、指先などに皮が残りやすく、そのままにしておくと皮が指を締め付けて、壊死する可能性もあります。
ウェットシェルターを設置することで、湿度を保つことが出来るので、脱皮不全の予防になります。脱皮不全になってしまった時は、ぬるま湯に3分ほど温浴させてから、綿棒で古い皮を取ります。目にも古い皮が残ることがありますが、皮を取り除くときに眼球を傷つける危険があるので、獣医師に相談する方が安全です。
よくある病気①くる病
食事のカルシウム不足によって、くる病になる危険があります。くる病では、骨が正常に成長できず、背骨の変形や骨がもろくなり、骨折しやすくなります。昆虫をエサとして与える時に、カルシウム剤をかけてから与えることにより、防ぐことが出来ます。
よくある病気②クリプトスポリジウム
レオパが感染すると、致死率の高い寄生虫です。しかも、一度かかってしまうと根本的な治療法はなく、予防が大切です。また、飼育用具の使いまわしなどで、集団感染の危険があるため、基本的にピンセットや水入れなどの飼育用具は、使いまわさないようにしましょう。
クリプトスポリジウムは、煮沸による消毒が可能ですが、菌が残っていたことにより、新たな感染を出してしまうことがあります。そのため、クリプトスポリジウムに感染した個体を飼っていたゲージなどの飼育用品は破棄して使用しないほうが無難です。
1匹だけで飼っている場合は、そこまで心配ないかもしれませんが、他にも爬虫類を飼育している場合には注意が必要です。また、野生のトカゲ類(ニホントカゲやカナヘビなど)が感染している可能性があるので、他の生き物に触った後は、しっかりと手を洗ってからレオパをお世話をするようにしましょう。
よくある病気③腸閉塞
砂や砂利、クルミ殻などの床材を飲み込んでしまうことによって、腸が詰まってしまう病気です。うんちが定期的にでているか確認して、うんちが出ていない、お腹が異常に膨らんでいる場合には、腸閉塞の可能性があります。症状がみられる場合には受診が必要です。
よくある病気④低温やけど
パネルヒーターの上に長い時間いることによって、低温やけどをおこします。症状としては、レオパの手足やしっぽなどの裏側が赤く変色してきます。ひどい場合には、黒く変色して壊死することあります。
シェルターの下にパネルヒーターを敷いたり、ケージ内の温度が低く、パネルヒーターの上でしか体温を維持できない場合に、パネルヒーターの上で長時間過ごす原因となります。ケージ内の温度を適切に保ち、パネルヒーターの設置場所を見直すことで、防ぐことが出来ます。
リンク:飼う前に知っておきたいレオパの病気
レオパの飼育用品を準備しよう。
現在、レオパの飼育用品は、多種多様なものが販売されています。可愛いレオパのためにレイアウトを考えたり、飼育用品をそろえるのは楽しいものです。レオパの飼育用品は以下のものがあります。
- ケージ
- シェルター
- 水入れ
- 温度計・湿度計
- パネルヒーター
- 床材
- ピンセット
- 霧吹き
- 紫外線ライトは必要ない
リンク:レオパの初期費用はいくら?
リンク:レオパの飼育に必要なもの5つ
①ケージ
ケージはプラケースからガラスのものまで幅広くあります。見た目にきれいで観察しやすいのはガラスの水槽ですが、軽くて扱いやすいプラケースはメンテナンスが楽です。爬虫類専用のケージだと、パネルヒーターを敷きやすい構造になっていて便利です。
ケージのサイズは、かなり小さなものでも大丈夫ですが、レオパのことを考えると、30cm以上のケージで飼育してあげて欲しいと思います。30cm以下のケージだと、シェルターと水入れでほとんどのスペースが埋まってしまい、他に何も置けず、レオパが歩き回るスペースもありません。
飼育されているレオパは、一生のほとんどの時間をケージで過ごします。もし、自分だったらと想像してみてください。狭い部屋で、布団とトイレ、水道だけの部屋で、食事時間以外は何もすることがない。そんな環境で一生を過ごすとしたら、その人生は楽しいものになりそうですか?
レオパも同じ生き物です。ある程度の空間と上り下りして遊べる場所があった方が、楽しく健康に暮らせると思います。
リンク:レオパの飼育には、前開きのケージがおすすめ。
②シェルター
シェルターは、レオパが隠れるために必要です。昼間は、シェルターに隠れていて、夜になったら出てきます。シェルターがないとレオパは隠れることができず、ストレスになります。必ず用意してあげましょう。
シェルターには、上部に水を入れることができるウェットシェルターというものがあります。ウェットシェルターは、ケージ内の湿度を上げる効果があり、脱皮不全の予防になるのでおすすめです。
デザインも色んなものが売られているので、ケージのレイアウトに合わせて、好みのものを選びましょう。
リンク:レオパのゲージをロックシェルターでおしゃれにレイアウト
リンク:レオパのゲージを流木でおしゃれにレイアウト
③水入れ
レオパが、新鮮な水をいつでも飲めるように、水入れを設置しましょう。霧吹きを朝晩していたとしても、水入れは必要です。水入れから水を飲んでいるのを見たことがないという人もいるかもしれませんが、夜間の活動時間に飲んでいることもあります。
水入れからあまり水を飲まない個体でも、冬の乾燥する時期だけ飲むこともあります。レオパ飲みたい時に、いつでも飲める環境を作ってあげましょう。
④温度計・湿度計
レオパは、外部の温度により、体温が変化します。レオパの体温を適切に保つために、ケージ内の温度を測る必要があり、温度計が必要です。また、湿度が低いと脱皮不全を起こします。湿度を適切に保つために、湿度計も必要です。
爬虫類飼育用に温度計と湿度計がセットになったものがあり、省スペースで設置できるので便利です。
温湿度計の写真はる
レオパは地表を移動するので、温湿度計は、床材付近に設置します。温度の高い場所と低い場所の測定をできるように、パネルヒーターの上とシェルターの近くの2か所に設置できると理想的です。1か所だけ設置する場合は、ケージ内のパネルヒーターの上以外の場所に設置して、ケージ内の温度の低い場所の測定をすると良いです。
リンク:レオパには温度と湿度の管理が必要!
⑤パネルヒーター
パネルヒーターは、ケージの下に敷いて使用します。ケージの1/3程度の範囲で敷きます。ケージの床全面に敷いたり、シェルターの下に敷いてはいけません。レオパが、パネルヒーターの上に長時間過ごす環境になってしまうと、低温やけどの可能性があります。
パネルヒーターは、ケージの床面の一部を高温(ホットスポット)にすることで、活動前や食後の代謝を上げる時に、レオパが体を温める為に使用します。そのため、あまりに気温の高い真夏日以外は、基本的に1年中設置したままで大丈夫です。
リンク:レオパにオススメのパネルヒーターは?
⑥床材
床材は、レオパがケージの中で滑らずに移動するために必要です。爬虫類専用の床材やキッチンペーパー、ペットシーツなど、いろいろなものが使われます。それぞれに、メリット・デメリットがあり、飼い主の考えに合ったものを使用してください。
ソイルや砂などを使用する場合、エサを食べる時に一緒に砂を飲み込んでしまうことがあります。自然素材の場合、少量であれば安全に排出されますが、大量に飲み込んでしまったりすると、腸に詰まってしまう(腸閉塞)危険があります。
レオパの口に入るような細かなサイズの床材は、誤飲しやすいので注意しましょう。定期的にふんの確認をして、ふんに大量に床材が含まれている場合には、床材の変更が必要です。
ソイルの場合、レオパがうんちをしたら、周辺のソイルごと、取り除いて捨てるだけなので、日々の掃除も比較的楽です。また、レオパが砂を掘ったりすることでストレス発散になるというメリットもあります。
レオパの砂堀で注意が必要なのが、レオパが砂堀の後に、チリや粉が舞い上がることです。ケージ内は風が吹いたりはしないので、チリや粉が舞い上がると、しばらくレオパの生活する範囲に留まることになります。
チリやほこりが目や肺に入って、刺激になると、健康を害する可能性があります。できるだけチリや粉が舞い上がりにくい床材を選ぶ方が良いです。
ネットや飼育本などで、床材によく使われているキッチンペーパーやペットシーツのメリットは、汚れたら交換するだけなので、掃除がしやすく、清潔を保つのが簡単です。また、誤飲しにくいのもメリットです。
デメリットとして、砂堀ができないことと湿度が下がりやすいことがあります。しかし、湿度に関しては、ウェットシェルターを使用することで解消できます。
床材を選ぶポイント
- レオパが間違ってたべてしまわない
- 掃除しやすい
- ちりや粉が舞い上がりにくい
⑦ピンセット
ピンセットは、レオパにエサを与えるときに使用します。100円で手に入る安価なものから、爬虫類専用の1000円するものがあります。金属でできているもの、竹でできているものといろいろです。基本的には、高価なものでなくても大丈夫です。
エサを食べる際に、ピンセットの先も一緒にくわえてしまう子がいるので、レオパの口を傷つけないためにも竹製のものをおすすめしています。
また、クリプトスポリジウムという寄生虫の感染を予防するために、ピンセットは他のトカゲ類と共用して使わないほうがいいです。クリプトスポリジウムに、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が感染すると、有効な治療薬がなく、致死性の高い病気です。そのため、感染予防が重要になってきます。
クリプトスポリジウムに感染していても、健康な状態では発症せずに潜伏していることもあります。もし、自宅にクリプトスポリジウムに感染した生き物がいた場合、ピンセットや人の手を介して感染することで、集団感染の危険があります。
ピンセットの使いまわしはおすすめしませんが、ピンセットを使いまわす場合には、熱湯消毒と十分な乾燥をしてから行いましょう。
リンク:飼う前に知っておきたいレオパの病気
感染症予防のために、レオパ用のピンセットは他の生き物のお世話に使いまわさない。
⑧霧吹き
霧吹きは、ケージ内の湿度を高めるのに使用します。湿度を上げることが出来るのは、一時的ですが、一番簡単に湿度が上がるので使用しています。
レオパが、本来暮らす環境では、夜間に温度が下がり湿度が上がります。そのため、夜にお世話をするとき、霧吹きをすると良いです。
ただし、霧吹きには注意点があります。まず、一つ目は、床材をびしょびしょになるほど濡らす必要はありません。霧吹きは、湿度を一時的に高めるのに使用しているだけですので、ケージの壁面に霧吹きするだけで十分です。
二つ目は、レオパに直接霧吹きしてはいけません。霧吹きされるのを嫌がる子が多く、ストレスになります。また、脱皮の時に体が濡れるいのも良くありません。脱皮時にせっかく浮き上がってきた皮が、濡れることで体に張り付いてしまい、脱皮不全を起こす原因となります。濡れた皮は、乾燥するときに縮むので、レオパの体を圧迫することに繋がってしまいます。
霧吹きの注意点
- 床材がびしょびしょになるまで霧吹きしない。
- レオパ自身に、霧吹きしない。
⑨紫外線ライトは必要ない。
レオパは、夜行性の爬虫類で、ライトの下で全身に日を浴びるということはしません。しかし、まったくの暗闇で24時間過ごしても問題ないわけではありません。生き物ですので、昼夜のメリハリがわかるようにはしてあげてください。
直射日光を当ててはいけませんが、部屋が明るくなっているなどの変化は必要です。昼夜の変化があれば、紫外線ランプは必要ありません。
もし、ライトを設置するのであれば、フルスペクトルライトなど太陽光に近いライトが好ましいです。アルビノなどの品種は強い光に弱く、失明の危険もあるので、そのような場合はライトは入れてはいけませんのでご注意ください。
- ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)には、紫外線ライトは必要ない。
- 昼夜の変化はわかるようにしてあげる。
- ライトの設置するときは、太陽光に近いものを使用する。
- アルビノなどの品種には、ライトを設置しない。失明の危険あり。
レオパの飼育方法
レオパは毎日はエサを食べないので、お世話は少ないです。しかし、温度や湿度の管理が大切なので、毎日元気にしているか確認してあげてください。
毎日のお世話
今からお伝えする毎日のお世話は、レオパが活動しだす夜に行う方がいいです。
レオパのお世話で毎日しなければいけないのは、飲み水の交換とふんの掃除、ウェットシェルターの水の交換、霧吹き、温度・湿度のチェックです。水入れに入った飲み水は、毎日交換して、新鮮な水が飲めるようにしましょう。ふんはしない日もありますが、放置するとケージ内の衛生的に良くないので、見つけ次第取り除きましょう。
次に、ウェットシェルターの水の交換とケージ内の霧吹きです。どちらもケージ内の湿度を上げる為に行います。ウェットシェルターは常時濡れた状態になるため、カビが生えやすいので、カビが見られたらスポンジでこすって洗いましょう。
ウェットシェルターのカビがひどくなってきたら、買い替えが必要です。ウェットシェルターを2つ持っている場合は、定期的に交換して、使っていないほうを熱湯消毒、天日干しすることで長く使うことが出来ます。
ケージ内の霧吹きをするときは、床材をびしょびしょに濡らす必要はありません。ケージの壁面に向かって数回霧吹きするだけで大丈夫です。
最後に、ケージ内の温度と湿度のチェックです。レオパの健康のためには、ケージ内の温度を25°~30°、湿度を50%~70%に保つ必要があります。ケージの中に入れた温度計と湿度計で確認しましょう。
リンク:レオパには温度と湿度の管理が必要!
私は、温度計と湿度計とセットになったものを使用しています。その温度計をパネルヒーターの上以外の床面に設置して、温度28°、湿度60%を保つようにしています。冬場はケージ上部にヒーターも使用しているので、湿度が低くなりがちなので、ウェットシェルターは必須です。
毎日のお世話(夜に行う。)
- 飲み水の交換
- ふんの掃除
- ウェットシェルターの水交換
- 霧吹き
- 温度・湿度のチェック
1週間に1度のエサやり
レオパはベビー・ヤング・サブアダルト・アダルトと成長するにつれて、エサやりの頻度は少なくなっていきます。ベビーの時は、毎日エサやりを行いますが、アダルトに成長したレオパは1週間に1度食べるだけエサをあげます。
生きた昆虫を与える時は、カルシウム剤の添付が必要。
レオパは完全な昆虫食で、エサには生きた昆虫を与えます。レオパのエサによく使われるのは、コオロギやデュビア、ミルワームです。
そのまま昆虫を与えるだけでは、カルシウムが不足してしまうので、市販されているカルシウム剤を昆虫に添付して与えます。必要な栄養素を、エサに直接ふりかけて与える方法をダスティングといいます。
カルシウム不足になると、くる病になってしまったり、骨折しやすくなってしまうので、昆虫をエサとして与える時は、カルシウム剤が必須です。
人工フードには、カルシウム剤は不要。
最近は、虫が苦手という人のために、人工フードも充実してきています。人口フードは、レオパに必要な栄養素がすべてはいっているため、カルシウム剤の添付は必要ありません。しかし、食べない子がいたり、いままで食べてくれていたのに急に食べなくなるということもあります。
リンク:レオパ飼育にはコオロギが必要?【人口フード】という救世主
生きたエサと人工フードの中間:冷凍コオロギ
生きた昆虫や人口フードの中間の存在のエサもあります。それが、冷凍コオロギや乾燥コオロギです。昆虫も生き物なので、死んだら腐敗していきます。しかし、冷凍や乾燥することで、できるだけ腐敗を抑えて、栄養素も維持できるようになっています。冷凍コオロギを与える時は、生きたエサと同様にカルシウム剤の添付が必要です。
冷凍コオロギは、逃げ出す心配もなく、すでに足や羽をとってレオパが食べやすいように加工されているので、生きたコオロギよりも扱いが楽です。また、昆虫の形をしているので、人工フードに比べて、食いつきも良いです。
虫が苦手という人は、多いと思います。虫が苦手な人には、レオパを飼うときに、生きた昆虫を与えなくてはいけないというのが、壁になってくると思います。しかし、人工フードや冷凍コオロギという選択肢があり、虫が苦手な人でもヒョウモントカゲモドキが飼育できる環境が整ってきています。
実際に、虫が苦手な人でも人口フードや冷凍コオロギを使用して、レオパを飼い始めている人はたくさんいます。私も、虫は大の苦手ですが、レオパを飼っています。レオパを可愛い、飼いたいと思ったのであれば、虫が苦手でも一度検討してみてはいかがでしょうか。
リンク:リンク:虫嫌いでも大丈夫!レオパ飼育に使える冷凍コオロギ
エサの種類
- 生きた昆虫(コオロギ、デュビア、ミルワーム)には、カルシウム剤の添付が必要。
- 人口フードは、レオパに必要な栄養が詰まっているので、カルシウム剤の添付は不要。
- 冷凍コオロギは、カルシウム剤の添付が必要。
- 虫が苦手な人にも、人工フードや冷凍コオロギという選択肢がある。冷凍コオロギは、虫が苦手な人も扱うことができる。
爬虫類のための整腸剤:レプラーゼ
レオパは、下痢をしたり、食欲不振になる事があります。そんな時には、飼育環境を見直すのが基本ですが、問題を見つけられないこともあります。飼育環境に問題がないのであれば、一度試してみて欲しいのが、レプラーゼです。
レプラーゼは、爬虫類のための整腸剤で、エサに添付して与えます。私たちがお腹を壊した時に、ビオフェルミンを飲んだりするのと同じですね。レオパはうんちや食事の悩みが起きやすいのですが、レプラーゼで腸内環境を整えてあげるだけで解決することもあり、一つ持っておくと便利です。
実際に使ってみて、拒食気味だった子の食欲が改善することがあったので、今では定期的に与えるようにしています。
エサやりの注意点
まず、気を付けて欲しいのは、ピンセットでレオパを傷つけないようにすることです。レオパは、エサを食べる時、勢いよくかぶりついてきます。そのため、ピンセットの向きによっては、ピンセットごとくわえてしまい、口の中を怪我する可能性があります。
エサ用ピンセットは竹製のものを使うか、レオパがくわえてしまわないように、エサの中央部分よりも端をつかんだり、ピンセットの先をレオパに向けないようにしてください。
間違った図と正解図
二つ目に、エサ用ピンセットを他に飼育している生き物と使いまわさないということです。これはクリプトスポリジウムという感染症を防ぐためです。クリプトスポリジウムは、感染力が高く、レオパが感染すると、命に関わる危険な病気です。また、現在は有効な治療薬がなく、感染対策が重要です。
リンク:飼う前に知っておきたいレオパの病気
エサやりの注意点
- ピンセットでレオパを傷つけないようにする。
- ピンセットを使いまわさない。
月1回はケージの大掃除!
月に一回は、清潔を保つために、床材を新しいものに交換して、ケージを水洗いしましょう。ソイルなどを床材に使用している時、普段は汚れた部分を取り除くだけでも良いのですが、目に見えずに汚れている部分があったり、雑菌が繁殖していたりします。ケージ内を清潔に保つために、定期的なケージの掃除は大切です。
リンク:レオパのお掃除の頻度と方法
レオパをおうちにお迎えする
レオパをおうちにお迎えしたいと思っても、ちょっと待て!お迎えするときのポイントを伝えるので、それを見てからにしてください。
初心者には、アダルトから飼い始めるのがオススメ
初めて飼うレオパを、小さな赤ちゃんから飼いたい気持ちはよくわかります。しかし、生まれてから間もないベビー(孵化後1か月以内)やヤング(孵化後1か月から3か月)は、湿度や温度の管理が大切で、しっかり管理してあげないといけません。また、エサ用のコオロギも小さなものを用意しなければいけませんし、エサに慣れておらず食べないことや吐き出すこともあります。
小さな個体であるほど体力もないため、死なせてしまう可能性が高くなります。サブアダルト(孵化後3か月から8か月)になると、温度や湿度の管理が楽になり、飼育も安定して行えるようになるので、初心者でも飼うことができると思います。
私はアダルト(孵化後8か月以降)から飼うことをオススメします。アダルトまで成長していると、温度や湿度といった環境の変化にも強くなりますので、購入後のショップから家庭への飼育環境の変化にも順応しやすいと思います。
レオパは、急にエサを食べなくなることが起きたりします。そんな時でも体力があるので、多少エサを食べないことがあっても、食べるまで安心して待つことが出来ます。
初めてのレオパで、まして爬虫類初心者の場合は、まずはアダルトから飼い始う方が、安心して飼育を始められると思います。
初心者には、アダルト(孵化後8か月以降)がオススメな理由
- 環境の変化に強い。
- 体力があり、しばらくエサを食べなくても大丈夫。
事前にケージは購入して、飼育環境を準備してからお迎えしてください。
レオパは、外部の温度によって、体温が変化する生き物です。そのため、大きな気温の変化は、レオパにストレスになります。
レオパを購入してから、適切な環境に移してあげるまで、自宅までの移動時間やケージを準備する時間、ヒーターでケージ内が温まるまでの時間と時間がかかります。特に、自宅までの移動時間は、揺られ続けることになり大きなストレスがかかっています。
少しでも早く、レオパが落ち着ける環境に移してあげるためにも、ケージは先に購入して、飼育環境を整えたうえで、お迎えしてあげてください。
リンク:レオパをお迎え前に用意するもの
- 先にケージを購入して、飼育環境を整えてから、レオパをお迎えする。
近所のペットショップや爬虫類ショップでの購入がオススメ
レオパを購入するには、ショップで購入する方法と、イベントで購入する方法があります。イベントでは、一般的にはショップで購入するよりもイベントの方が安く購入できます。また、普段は見られないような珍しい種類のレオパがいたりと品ぞろえも豊富です。しかし、小さな透明のカップに入って販売されており、たくさんの人が持ち上げて見たりしますので、強いストレスにさらされており、弱っていることがあります。
ショップで購入するとレオパの飼育で困った時に相談することが出来ます。レオパの飼育が初めての人の中には、爬虫類を飼ったことがない人もいるといます。
初めて爬虫類を飼うとエサを食べてくれないとか、温度管理とか悩むことがたくさん出てきます。そんな時に、ショップに相談に行けるのは、とても心強いです。周りに爬虫類を飼っている知り合いなど、相談できる相手がいない場合は、ショップでの購入をオススメします。
私もレオパを飼い始めた時は、わからないことだらけで、駆け込み寺のように相談に行かせていただきました。エサを食べなくて困ったときには、ショップで複数のエサを試していただいたりとお世話になりました。
リンク:初めてのレオパはペットショップでの購入がおすすめ
- ショップで購入すると、飼育で困ったことを相談に行ける。
- イベントで購入すると、ショップよりも安く購入できる。
購入前に確認!健康状態のチェックポイント7つ!
健康なレオパをお迎えするために、健康状態のチェックポイントがあります。以下のような症状がみられる場合は、要注意です。基本的に、爬虫類ショップでお迎えする場合は、大丈夫なことが多いですが、知っておくと役に立ちます。
- しっぽが痩せていないか?
- 目が開くか?
- 体に傷はないか?
- 四肢が曲がっていないか?
- 下痢やはき戻しなどしていないか?
- エサは何を(どのくらいの頻度で)食べているのか?
- どのくらいの温度・湿度で飼育されていたのか?
それぞれについて説明していきます。
しっぽが痩せていないか?レオパの栄養状態は、しっぽに現れます。健康なレオパはしっぽに栄養を蓄えており、ぷっくりとしています。他のトカゲのように、しっぽの付け根が一番太くて、そこからまっすぐに先に行くほど細くなっていたら、痩せている子だと考えてください。
目をちゃんと開くことができるのか?また、眼球に傷がないかをチェックします。レオパは夜行性の生き物で昼間は寝ていることが多いですが、時々水を飲みに起きたりと目を開ける機会はありますのでチェックしておきましょう。
体に傷はないか?傷がある場合は、感染症にかかっている可能性があります。体に傷のない子を選びましょう。
四肢が曲がっている場合は、くる病の可能性が考えられます。また、四肢に異常があると、動きにも影響があり、他のレオパと違う動きをしていないか見てください。
下痢やはき戻しをするときは、消化器官の不調など何か問題がある可能性があります。ケージ内をみて、下痢や未消化のエサが吐き出されていたりする時は、要注意です。健康なレオパは、少し細長の固形のうんちをします。うんちに白いものがついていますが、それは尿酸(おしっこ)なので心配ありません。
エサは何を食べているか?は、ショップ店員さんに聞いてみてください。エサやりの頻度も教えてもらえると思います。できれば、エサをやってるところを見せてもらえると一番です。実際に、その子がエサを食べている証明になります。ただし、時間帯やお店によっては、エサの場面を見ることが出来ないこともありますので、ショップ店員さんに相談してみてください。
どんな温度や湿度で飼育されていたのかを聞くことで、飼い始める時の温度や湿度の目安にしてください。いままで飼育されていた環境に近づけることで、飼い始めのレオパのストレスを軽減できます。
リンク:レオパを購入するときに注意すること
健康状態チェックポイント
- しっぽが痩せていないか?
- 目が開くか?
- 体に傷はないか?
- 四肢が曲がっていないか?
- 下痢やはき戻しなどしていないか?
- エサは何を(どのくらいの頻度で)食べているか?
- どのくらいの温度・湿度で飼育していたのか?
レオパの移動に、保冷バッグを用意する
レオパの購入後、自宅に連れて帰る時にも注意が必要です。真夏の暑さや真冬の寒さはレオパにとって大きなストレスとなります。また、車や電車のクーラーで冷えすぎるのも良くありません。外気の影響を少なくするために、保冷バッグを用意すると良いです。保冷バッグなどは、百均でも手に入ります。
真夏の暑い日は、レオパの入った容器を保冷バッグの中に入れて、その上に保冷剤を入れておきます。この時、保冷剤は凍らせると、冷えすぎてしまうので、冷蔵庫で少し冷やした程度で良いです。保冷バッグに入れていても、直射日光が当たり続ける場所は、高温となりやすいため、注意してください。真夏の移動は、夜に行う方が安全です。
真冬の寒い日であれば、保冷バッグの底にカイロを入れておくと保温できます。この時、カイロとレオパの容器が直接当たっていると、低温やけどの可能性がありますので、容器とカイロの間に薄いタオルを敷いておきます。
保冷剤やカイロを使った温度管理は、安定して温度を保つことはできないので、購入後は出来るだけ早く自宅へ帰りましょう。
- 購入後の運搬には、保冷バッグが便利。
- 真夏は、保冷バッグ+保冷剤(凍らせてはいけない)を使用。夜の方が安全。
- 真冬は、保冷バッグ+カイロを使用。低温やけどに注意。
- 運搬時間は、短いほうが良い。購入後は、すぐに帰る。
レオパと仲良くなろう!!
せっかく、レオパをお迎えしたら、仲良くなりたいですよね。しかし、焦ってはいけません。お迎えしてすぐはレオパも慣れない環境で、緊張しています。
まずは、新しい環境に慣れてもらうのが最優先です。ケージのレイアウトを変えずに、うんちの掃除や飲み水の交換など最低限のお世話だけして、そっとしておいてあげましょう。エサをあげるのも、お迎えしてから2日ほど経ってからの方が良いです。
人の手を怖がらなくなってきたら、ハンドリングのタイミング
ピンセットでエサやりをしていると、ケージを開けたり、音がするとシェルターから出てきてくれるようになります。エサやりに喜んで出てきてくれたり、ケージの入り口付近でエサを待つようになってくると、人の手がエサをくれるものとわかって、怖くがらなくなってきていると考えても良いと思います。
レオパにも個性があるので、一概には言えませんが、人の手が怖くなくなってきたタイミングで、少しずつ手にのせる練習をしていきます。レオパに触るときに、何か合図を決めておくとレオパを驚かせなくて良いです。
例えば、ケージを開ける前に、ケージを軽くノックしたり、優しく名前を呼んであげたりと繰り返していくと、その音がすると何かあるとわかってくれるので、不意に触られて驚くということが減ります。
レオパの持ち方は、ケージに置いた手の上にレオパが乗るように、もう片方の手で誘導します。よく、下からすくうように持つと良いといわれれています。手の上に乗ったらそっと持ち上げるのですが、初回はケージの中で手に乗せるだけで良いです。
持ち上げている最中で、レオパが急に飛び出すこともあります。慌てて掴んで、しっぽを自切してしまったり、落下による骨折といった事故につながることもあります。レオパの寿命は10年あります。少しずつ仲良くなっていけば良いのです。
エサやりは、ハンドリングの後にしてください。エサを食べてから、ハンドリングするとはき戻してしまうことがあります。また、ハンドリングの後にエサをあげることで、触られた後に良いことがあると思ってもらえます。
リンク:レオパと触れ合う!ハンドリングのコツは?
- エサを待つようになったら、ハンドリングの練習を始めてみる。
- レオパを驚かせない為に、合図を決めて繰り返すと良い。
- 下からすくうように持つ。
- ハンドリング中の事故に注意。
- 焦らずゆっくり仲良くなる。
- エサやりは、ハンドリングの後に行う。
レオパを怖がらせない為に気をつけること
レオパを怖がらせない為には、レオパの気持ちを考えて、嫌がることをしないことです。例えば、自分がレオパなら、触られたくない時間帯はいつかな?と考えてみましょう。
寝ている時は、触られたくありませんよね。また、お腹が満腹の時や気分が向かない時もいやですよね?
そう考えることができたら、レオパが寝ている時間帯の昼間に触ったりはしないでしょうし、エサやり後のハンドリングもしないと思います。また、レオパが必死で逃げたり、口を開けて威嚇している時に、むりに捕まえたりすることもなくなると思います。
レオパにとって、自分よりもはるかに大きな人間は、恐怖の対象でしかありません。最初は、どの子も人を警戒しています。日々のお世話を行っていく中で、少しずつ信頼感性を積み上げていきます。
ハンドリングの練習を始める時に、その信頼関係が崩れないようにしてください。飼い主の都合でレオパの気持ちを無視して触ってしまうと、人の手が怖いと感じてしまいます。怖いと感じることを繰り返してしまうと、人の手は怖いと覚えてしまいます。そうなっては、仲良くなることは難しくなってしまいます。
シェルターに隠れている時は、シェルターをどけてまで無理に触らないようにしましょう。シェルターは、レオパにとって安心できる場所です。安心して隠れているのに、その場所を壊されて触られると、シェルターの中でも安心できなくなってしまいます。
レオパと仲良くなるためにかかる時間は、それぞれの個性によって違います。おっとりして、触られても逃げない子もいれば、臆病でなかなか慣れない子もいます。それは個性ですので、どうしようもありません。
できることは、気長に少しずつ信頼関係を気づいていくことです。焦らず、ゆっくりと仲良くなっていきましょう。ふれあいの時間が、飼い主だけでなく、レオパにとっても楽しい時間であってほしいと願います。
レオパを怖がらせない為に気をつけること
- 触れる時間やタイミングに気をつける。
- ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が嫌がることをしない。
- シェルターに隠れている時は、シェルターをよけてまで触らない。
- 焦らず、気長に少しずつな仲良くなっていく。
レオパの脱皮を見届けよう!
レオパは、定期的に脱皮をします。最初は、体の色がいつもより白ぽっく変化していきます。皮が捲れ始めると一晩の間には脱皮が完了しています。脱皮した皮はレオパが食べてしまうので、気づかない間に、脱皮が終わっていることが多いです。
毎日、注意深く観察していると、たまに脱皮の瞬間を見られることがあります。服を脱ぐように脱皮するといわれますが、本当にその通りで、見ているととても不思議です。手の脱皮した皮は、ちっちゃい手袋みたいでとっても可愛いです。見たくても毎回見られるわけではないので、見ることが出来た時は、静かに見守りましょう。
リンク:【初心者必見!】レオパの脱皮を安全に行う3つのポイント!
まとめ:カンタンお世話でレオパ飼育をスタートしよう!
今回は、レオパの飼育用品からレオパのお迎えの方法、レオパのお世話について解説しました。
レオパは飼いやすく、紫外線ライトが必要ないので、爬虫類を飼ったことがない人でも飼いやすいです。また、レオパのエサとして人工フードや冷凍コオロギという選択肢があり、エサ用昆虫を飼育しなくても大丈夫です。虫が苦手な人でもレオパを飼う人が増えています。
爬虫類を飼ったことがない、虫が苦手だからといって、レオパの飼育をあきらめる必要はありません。
虫が苦手な私でも、レオパの飼育に挑戦したくなってきたよ。
ただ、レオパも生き物だから、絶対ってことはないんだ。
生きた昆虫を扱わずに飼育できる環境が整ってきているけども、どうしても人工フードや冷凍コオロギを食べないこともあるんだ。その時には、生きた昆虫を扱う必要が出てくることを知っておいてね。
そっか、100%安心ってわけじゃないんだね。
いざというときは、覚悟しておかなきゃいけないんだね。
エサを食べないときの最終手段として覚えておいてね。
レオパの飼育に必要な用品は、以下の通りです。
飼育用品は先にそろえて、ケージを準備してからレオパをお迎えしてあげてください。
レオパをお迎えしてから準備すると、パネルヒーターの電源コードがコンセントに届かなかったり、ケージの置き場所に悩んだり、床材を入れたばかりでケージ内にほこりが舞ってしまったり、シェルターや水入れの配置に悩んだりと時間がかかってしまいます。
レオパは、ショップから自宅までの移動ですでにストレスを感じているので、早く落ち着く環境に移してあげるために、ケージは先に準備しておきましょう。
リンク:レオパの飼育には前開きケージがおすすめ
リンク:レオパの飼育に必要なもの5つ
レオパ初心者には、アダルトのレオパがおすすめです。
レオパは、環境に慣れないときやエサに飽きたりなど、急にエサを食べなくなることがあります。初心者だと、エサを食べてくれないと、死んでしまうのではないかとハラハラします。まだ、小さな個体であると、エサを食べないことにより、衰弱して死んでしまうこともあります。
体力のあるアダルトのレオパだったら、1か月ほど食べなくても大丈夫です。その間に、原因を考えたり、エサやりの方法を変えてみたり、食べてくれるようになるまで気長に待つことができます。
リンク:【レオパが拒食】今すぐできる対策は?
初心者の人は、ショップでのお迎えをおすすめします。
健康なレオパをお迎えするために、7つのチェックポイントを確認しましょう。
エサや温度・湿度については、店員さんに質問してみてください。実際に、エサやりを見せてもらえることもあります。
レオパのお世話は意外とカンタンで手がかかりません。お世話は以下の通りです。
床材に目には見えない汚れが残っており、雑菌が繁殖しやすくなるため、月に1回はケージの大掃除をしましょう。
レオパをお迎えした後、仲良くなるためには焦ってはいけません。
飼育用品やお世話についてわかって、安心できたよ。
レオパを飼って、仲良くなりたいな。
僕もレオパが好きな人が増えてくれると嬉しいよ。
ただ、レオパも生き物だから、寿命までちゃんとお世話をする覚悟は必要だよ。
そうだね。
私も責任をもって、お世話をするね。
では、みんなもレオパライフを楽しんでね♪
コメント